日本人の「投資はギャンブル」という思想

NISA

こんにちは。先日、会社の同僚に私が積立NISAで投資していることを話すと、「俺は投資とかよくわからないし、ギャンブルはできないなぁ」と言われました。日本人の投資に対するイメージはやはりギャンブルなんですよね。

日本人が投資を嫌う理由としては、バブル崩壊以降株価が低迷しデフレが進んだことや、日本人が金融教育を受けていないことなど様々な理由が挙げられていますが、個人的には同僚が言ってたように

・投資はよくわからない→やりたくない

・投資は損することもあるギャンブル→やりたくない

と言う感覚だと思います。

私も親から株で損した話を聞いていたので、漠然と株式投資はよくわからない危険なものだという認識を持っていました。

ただ、今考えると私も含め日本人の恐れる投資は「投資ではなく投機」なのだと思います。投資が長期的にプラスの収益を生み出す資産(価値)を買う行為だとすると、投機は値段が下がったから買う、上がったから売るという機会(価格)を売買する行為です。

堅実な投資対象を購入し、長期で保有すれば資産は増加しますが、目先の価格に振り回されて売買をすると資産が増えるか減るかはギャンブルになってしまいます。

日本人は真面目に仕事をしますが、なぜか投資になるとみんな一攫千金を夢見てギャンブルに走るという不思議な性質がありますね。

結局、投資をギャンブルにするかどうかは本人次第です。インデックス投資のように堅実な投資を行えば資産は長期で増えていきますが、先物取引やFXのような投機を行うと一部のプロフェッショナル以外は損失を抱えてしまいます。

スキルのない我々素人はギャンブルで勝つことはないので、堅実に積立NISAなどでインデックス投資をするべきですね。

老後2000万円問題の解決策として、今後は日本人にも投資の知識が広まって行くでしょう。投資について周りの人と普通に話せるようになるといいなと思います。

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