こんにちは。私は投資信託に毎月自動で積立をしています。積立投資をする人は「いつ始めるのか」を決めれば、その後は淡々と積立を続けていくだけです。今回はその積立開始タイミングを見極めて失敗した話です。
結論から言うと、素人は市場の予想などせずに、投資をすると決めたら出来るだけ早く始めるべきです。
ですが、これがなかなか難しいです。投資を始めて1,2年たち株価の値動きに慣れてくると、ネットやテレビのニュースから自然に自分でも今後の株価予想をするようになってきます。そして今後の予想について触れた記事や動画を探すようになります。そしてこう思うのです。「最高のタイミングで購入したい」と。
世界の経済成長に伴い株価は長期的に成長していくという原則に基づき、タイミングを気にせず定期的に株式を購入していく、それが積立投資の基本的な考え方です。にも拘わらず「最高のタイミングで購入したい」と考えることは完全に矛盾しています笑
この矛盾が先日、次男のジュニアNISAの口座開設時に起きてしまいました。
次男のジュニアNISAの口座開設自体は8月末に完了しており、最短で9月頭から投資を始めることができました。が、買付は今月(11月)から開始しています。
この理由は、その時期にアメリカの経済政策や時期的要因で9,10月は株価が下がりやすいというニュースが多く、YOUTUBEでもそのような動画がたくさん流れていたため、株価の動きが落ち着いてから投資を始めようと考えたためです。はい、完全に周囲に影響されてます。
その時期のS&P500は以下のような値動きでした。9月に下がりましたが10月から上昇し、11月には最高値を更新しています。
投資タイミングを遅らせたことで、9~10月の株価が下がったタイミング(点線部分)で購入することができず、その後の株価回復の恩恵を受けることができませんでした。大きな機会損失です。
ジュニアNISAということで、慎重になりすぎてしまったと反省しております。そしてまだまだ20年後を見据えて長期投資できていないと感じました。目先の株価変動に一喜一憂せず、淡々と積立を継続し世界経済の成長をお裾分けしてもらうという決意がぶれると、このようにタイミングを考えだし機会損失となってしまいます。
どんな素人でも、株価が安い時は多く株価が高い時は少なく購入することができるドルコスト平均法のすばらしさを再認識し、今後こそ淡々と定額積立を継続していきます。
コメント